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「合格!」への指標 過去問整理シート使用実例ご紹介

 こんにちは! スタディ・ラボの冴本(さえもと)です

 東京・神奈川地区の入試まで2ヶ月を切りました。早いところでは東海地方の海陽中等教育学校のように今月から入試がスタートします。

 第一志望校の受験科目全ての取り組みについて、一通りの感触を得た頃かと思います。ご家庭にあって本番同様の制限時間の下、緊迫感を持って過去問題に臨むのはなかなか大変かもしれません。12月、1月受験の意味も、自分を切羽詰った状況に置くことで、朝起きて、家に帰るまでの間、自分主体の時間の流れではなく、入試実施主体である中学側の設定する時間の流れに従って、それぞれの時間帯の中で、なすべきことをなすための調整作業だといえますが、それ以前に、自分の意志で自分の行動や計画実施をコントロールできるようになっておくのが望ましいですね。

 入試までの残り日数も、12月、1月のいわゆる試し受験(とはいいながら、東京・神奈川に住所があっても、千葉の渋谷教育学園幕張や埼玉の浦和明の星に合格した場合、進学するケースも増えてきました。私の教え子にも灘中に合格して、下宿して通学している者がいます。九州や四国の中学には、寮を併設しているところも多いのでこの傾向はますます強まるかもしれません)に要する時間を差し引くと、50日くらいとカウントしたうえで、入試合格に本当に意味のある素材、学習方法の選択が重要になってきます。

 前回の記事では、本当に自分が納得することを目的とした「振り返りノート」の実践例を紹介しましたが、ある程度志望校の出題傾向がつかめてきた段階では、他の科目にあてなければならない時間のことを考えると丁寧なノート作成にかけられる時間を捻出することは困難になると思います。

 そこで、一度解いたことのある年度・回数の過去問題、または第3志望群以下の中学校については、以前このブログでご紹介した「過去問整理シート」を使って、コンパクトに問題を抽出しておくことをお勧めします。

 もっとも、最初からこのシートだけで片付けてしまおうとするのではなく、振り返りの作法が十分に仕上がってから、そのダイジェスト版として使わないと、単なる感想や印象の列記となって意味の薄いものになってしまうので、その点はご注意願いたく思います。

 以下には、過去問との付き合い方に習熟した子どもたちの「過去問整理ノート」使用例を紹介しておきます(クリックで拡大します)。この子たちが本格的に過去問に取り組み、振り返りノートを作り始めたのは10月に入ってからです。単なる答合わせと自己採点のレベルを超えて、効果のある振り返りとは何かを考えるために、①自分のミスと向き合うこと ②具体的な設問に即して、ミスの原因を究明すること 
③ どのように考えれば正解に達したのかの処方を言葉にすること ④以上を踏まえて次のアクションを決めること
 の4点を提唱しましたが、ここまでができるようになったからこそ、「過去問整理ノート」の内容もこれだけ濃いものになっているのです。

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⇒文章を読む際の「V」を打つことの意義、項目列挙時の付番の効果を理解し、問題を解く際の選択肢へのキズ確認などの運用が定着していることが伝わってきます。また、採点者視点での導入が図られています。


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⇒「V」を打たずに読んだことの反省「だけでなく」、次に向けての行動計画がⅠの項目に書かれています。当初は、往々にして反省や懺悔に終始している記入が多いのですが、それはあくまできっかけに過ぎないわけですね。また、この子も、選択肢の誤り部分へのキズ付け、文章との照合についてかなり習熟してきたことが伝わってきます。実際に入試問題にあたることで、自分の弱点や知識の薄さというものを自覚しているところもポイントです。

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⇒一番上に挙げた使用例をまとめたのと同じ子の記述模範解答の要素・文末分析です。解答はただの答合わせのための資料ではなく、その背後にある出題意図や必然性まで読み込むためのきっかけとなるものです。このように、記述解答を自分なりに要素・文末に分解することで、文章中の根拠との対応関係や根拠の使い方、自分なりのオリジナル解答の書き直しなど、様々な効果があるのです。

 解答や解説資料を熟読するのはたしかに、受験生にとって面倒、多少のストレスとはなるでしょうが、知識補充や、物事の説明をするためのこなれた表現など、思わぬ拾い物も多いのです。やや皮肉な話ですが、それなりに力もついて初めて解説を使いこなすことができるのかもしれません。5分~10分程度、最後の仕上げとして解説にも目を通していただければと思います。


 入試までの日数は限られていますが、それは誰にとっても同じ条件です。その日のためにどれだけのことをできるか。量だけでなく、質の問題として考えることが、この時期の合否を決めるポイントではないかと思います。また、体調不良は気力の喪失にもつながりますし、残った時間の質を考えれば、健康管理も含めて、時間の使い方、時間の創出といった考慮が求められます。

 優先すべきことを、自分が納得する形で終えることができた。明日目が覚めたら、あれをやろう・・・充実した気持ちで深い眠りに入れるような一日を紡いでいけば、必ずや良い結果につながっていきます!

 振り返りをすることの意義や方法論など、過去問の具体的な取り組み方につきましては、拙著『学び方を変えれば国語はグングン伸びる!』にもまとめてありますので、ぜひご覧くださいませ。スタディ・ラボのショップよりお求めいただけます。



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